太白山脈の金鉱で見つかった「ノダジ(お宝)」の金脈…金含有量が他の鉱石の2〜3倍
EBSの番組「極限の仕事-金鉱 1〜2部」は、太白山脈の金鉱で働く人々を追った。高い金含有量を持つ金脈の発見や、危険な発破作業、精錬の過程など、金採掘の過酷な現場が描かれている。
人類が最も貴いものとしてきた宝、黄金。2009年11月11日から12日まで放送されたEBS「極限の仕事-金鉱 1〜2部」は、太白山脈の山裾にあるある金鉱で黄金を掘り出す人々を訪ねた。映像の説明によると、当時、多くの需要と高い価値があったにもかかわらず、国内の金生産量は微々たるものだったが、金熱風に後押しされ、国内の金鉱では忙しい作業が佳境を迎えていた。彼らが働く場所は、垂直に120m下へと続く、湿気と埃に満ちた坑道だ。
金含有量が2〜3倍の「ノダジ」…匂いでも金脈を見分ける
映像は、ノダジ(お宝)と呼ぶにふさわしい石が発見された場面から始まる。現場では、これまでに発見された脈の中でノダジと言える最高の高品位な金脈であり、一生かかっても目にすることの難しいものだという。金粒子が表面に鮮明に見えるこの金鉱石は、金含有量が他の鉱石に比べて2〜3倍も高い。専門家たちは、色はもちろん、匂いを嗅ぐだけでも金脈を見分ける。硫黄の匂いがするが、それは金属を持つ黄銅鉱や黄鉄鉱のような硫黄成分が共に含まれているためだという説明だ。
職員たちは時間があるたびに金鉱の周辺を登山し、ノード(露頭)調査を行う。金脈が地下ではなく地表に一部露出しているものをノードという。数十年間、山の中でノード調査を行って作成された金脈地図には、金脈の厚さと方向がすべて描かれており、宝の地図も同然だ。採鉱もまた、この脈の方向をたどって行われる。彼らが日常的に足元に転がる石ころも、むやみに扱わないのは、金を含んだその真の姿を見ているからだ。
発破の翌日には必ず落石を除去…顔に飛んできた石の破片
映像の説明によると、金鉱は石炭の坑道とは異なり、垂直に降りてから再び水平に掘り進める形態であるため、危険要素がより多い。鉱夫たちは坑道に入るために毎日発破作業を行うが、鉄のように硬い岩に穴を開けて爆薬を仕込み、一つひとつ手作業で電線を接続しなければならない。常に繰り返される仕事だが、小さなミスが甚大な危険を招くため、瞬間瞬間が薄氷を踏むような心地だ。
発破の翌日、採鉱に先立って必ずしなければならないことは、落石の危険がある石を取り除くことだ。発破の後であるため、壁や天井の地盤が非常に弱くなっており、鉱夫たちは天井の至る所を叩いて落石を探す。見た目は平気そうに見えても、落ちてくる危険がある石が多い。金属鉱は脈に沿って進むため、天井と壁面が異なる岩石である場合、一歩間違えれば崩落の危険もある。前日に発破した金鉱石を運び出している最中には、作業者の顔に向かって石の破片が飛んできて、目の周囲を打ったかのような、あやうい瞬間もあった。小さな傷で済んだことが不幸中の幸いだった。
採掘された金を運ぶためのレールの設置も過酷な作業だ。映像の説明によると、溶接したレールを運んできて手作業で敷かなければならず、鉱夫たちは90kgのレールと格闘する。底面が平らでなければ線路の開設が不可能なため、手作業で一つひとつ底面を整え、底面のあちこちに隠れた硬い岩石は機械で砕こうとするが、これも容易ではない。
細かい粉末30gに1,200度…吹けば飛んでいきそうな金粒子
その日その日に発破された金鉱石は、サンプルを採取して分析室に送る。鉱石の中に含まれる金属量が非常に微細であるため、石の粒子が粗いと中まで溶かすことができない。そのため、腕が痛くなるほど乳鉢ですり潰しを続け、細かい粉末にしてから正確に30gだけをすくい取って分析する。酸化剤は金を保持して溶け落ちる役割を、苛性ソーダやホウ砂は水分を作る役割を果たす。5種類の試薬を混ぜ、金鉱石の粉末を混合して釜に入れ、他の金属に比べて融点が高い金のために、温度を1,200度まで上げる。
二層に分かれた塊から、端の銀色の部分だけを別に分離すれば、金、銀、銅、鉄まで含まれた金属の塊となる。これを再び加熱して鉛成分を気化させると金と銀の合金が残り、最後に硝酸を入れて銀成分だけを酸化させると、吹けば飛んでいきそうなほど小さな金粒子が姿を現す。1トン換算で金の量は5g程度であり、映像ではこの程度であれば悪くないと伝えた。
鉄のように硬い金鉱石…粉砕・選鉱を経て精鉱へ
金鉱石は鉄のように硬い。金鉱石は超大型の粉砕機に入れられ、何度も粉砕の過程を経るが、細かく砕かれるほど金の抽出がしやすくなる。粉砕機の入り口が詰まるたびに、一人が一つひとつ手作業で突き通す。細かく砕かれた金鉱石は選鉱場へ行く。多様な試薬を金鉱石の粉末に入れると、金属成分が泡に吸着されて水面に浮き上がり、「フィルタープレス」という機械で水分と塩分を取り除いた後に集められたこの金属の粉末を精鉱という。金が多い金精鉱は、金鉱石の体積の100分の1以上に濃縮された粉末であり、近くで見ると密に輝く金粒子を確認することができる。
一ヶ月間に集めた金精鉱は、すぐに製錬所へと向かう。映像は、韓国の金生産はそれすらも大部分が原鉱石を輸入して製錬している状況であり、国内の金鉱で直接掘り出して作られた金は極めて稀で貴重であると説明した。金含有量が高い精鉱は、金鉱で直接製錬することもある。ホウ砂や苛性ソーダはもちろん、小麦粉まで精鉱に混ぜ、鉱石が跳ね上がるのを防ぐために塩を厚く敷いてやる。るつぼの中に金を含んだ土を入れて3時間以上溶かしている間、1,000度を超えると金が溶け出し、炉の周囲は熱気で満たされる。溶けた金を流し込むための型にロウを塗る際、ロウの油分によって型に火がつくという、あやうい状況も発生した。
他人が避ける仕事、希望のもう一つの名前
ある者は、虚妄な黄金を探していると言うし、またある者は、詐欺師だと指をさす。しかし、彼らは30年という歳月を黙々と金鉱に捧げてきた人々だ。他人が皆避ける仕事は、すぐに「自分がやらなければならない仕事」であるという自負を与えてくれた。ある作業者は、韓国では金があまり生産されないが、自分たちの鉱山からたくさん出るのであれば、色々と良い点が多く、誇らしい面もあるだろうと語った。金は彼らにとって、希望のもう一つの名前である。
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